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2008年公開映画作品Hanako的総括

50 先日、改めて昨年映画館で見た映画の本数を確認したら90本だった。体調不良で一時期見られなかったのに、年間を通しては結構な本数を見たのだなあと我ながら驚いている。もちろん、映画フリークを自称される方々の本数には到底及ばないけれど、「主婦業そっちのけで映画を見ていたのか」と夫には怒られそうだ~(^_^;)。

既に周知の通り、老舗映画情報誌『キネマ旬報』で、恒例のベスト・テンが発表された。某アカデミー賞より、こちらの方がどう見ても映画の作品としての”質(出来?)”を的確に反映しているように見える。

ランキングで、赤字表示となっているのは私も見た映画。さらにアンダーラインが引いてあるものは、このブログ内にレビューが存在する。興味を持たれたなら、カテゴリーの「映画(2008年)」を参照されたし。意外にも私は洋画のレビューを殆ど書いていないんだなあ…洋画は邦画と違って、記事を書くに当たって調べなければならない事柄が多いので、ついつい書くのが億劫になっているのかもしれない。これではあきまへんなあ。映画をきっかけに見聞を広げることが、映画を見る目的のひとつでもありますから。今年は時間と体調の許す限り、頑張って書き綴って行こうと思う!

【邦画】

1位)おくりびと 
2位)ぐるりのこと。 ←私の中では邦画ベスト1!shine
3位)実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
4位)トウキョウソナタ
5位)歩いても 歩いても 
6位)闇の子供たち
7位)母べえ
8位)クライマーズ・ハイ
9位)接吻
10位)アフタースクール

【洋画】

1位) ノーカントリー 
2位) ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 
3位)ダークナイト 
4位) イントゥ・ザ・ワイルド 
5位) ラスト、コーション
6位) イースタン・プロミス
7位) その土曜日、7時58分
8位) エグザイル/絆
8位) つぐない
10位) チェチェンへ アレクサンドラの旅

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【MY BEST MOVIES】

一般的な映画評は別として、私なりに印象に残った作品、感銘を受けた作品、考えさせられた作品は以下の通り。基本的にもう一度見たいと思う作品かな。タイトルの後に、ひとことコメントをつけてみた♪上記に同じく、アンダーラインの引いてあるものは、このブログにレビューが存在している(一部まだ未up)。

《邦画》

1位 ぐるりのこと。:人の脆さと強さ、人の絆の強さと深さを改めて教えられる
2位 おくりびと:納棺師の仕事を通じて知る、人の”死”の厳粛さと”生”の尊さ
3位 歩いても歩いても:家族の誰に自分を投影するかで、印象が大分変わる作品
4位 アフタースクール:騙される快感、と言うものを初めて知った。温もりもある
5位 接吻:社会の片隅で顧みられることなく生きる人間の哀しみを小池栄子が好演
6位 しあわせのかおり:グルメ映画であり、再生の映画でもある
7位 天国はまだ遠く:とにかくチュートリアルの徳井がいい味出している
8位 落語娘:男社会で奮闘する落語娘が健気。主演のミムラの清潔感が好ましい
9位 闇の子供たち:いろいろ物議を醸したが、見る価値はある。特に買春問題
10位 ハッピー・フライト:飛行機一機飛ばすのに、何と多くの労力が費やされていることか

惜しくも選外だけれど、『グーグーだって猫である』『百万円と苦虫女』『母べえ』『イキガミ』『トウキョウソナタ』『ホームレス中学生』『うた魂』『デトロイト・メタル・シティ』も良かった。その良さというのは、俳優の”好演”や”素の魅力”であったり、作品の時代批評精神であったり、人間の普遍的な在り方を描いた点であったりする。いずれにしても、洋画より邦画の方が今年も見応えがあったように思う。今年度は未曾有の不況で映画製作にブレーキがかかるだろうとの不穏な予測が出ている。こんな時こそ、国を挙げて、文化保護の一環で映画を守るべきだと思う。人はパンのみで生くるに非ず。

《洋画》

ランキングをつけるのが難しい。特に印象に残ったものを公開順に列挙してみる。何せ見た数が多いので、10では収まらない。

1)アメリカン・ギャングスター: リドリー・スコット×デンゼル・ワシントン×ラッセル・クロウ=見応えある男のドラマ
2)ラスト、コーション:大胆な性描写ばかりが取り沙汰されたが、激動と緊迫の時代描写も秀逸
3)潜水服は蝶の夢を見る:実話に基づく物語。人の生き様について考えさせられる
4)君のためなら千回でも:戦争で最も傷つくのは、いつも子供達=その国の未来
5)ペネロピ:豚の鼻を持って生まれた女の子の幸せ探しの行方
6)バンテージ・ポイント:ひとつの場面を様々な角度から見せる演出手法が面白い
7)ノーカントリー:有無を言わせない暴力の恐ろしさ
8)つぐない:少女の嘘が人の運命を狂わせる。その罪を贖うことはできるのか?
9)フィクサー:”もみけし屋”にも五分の魂、もとい五分の正義感?
10)ゼア・ウィルビー・ブラッド:ダニエル・デイ・ルイスの熱演で描く山師の血塗られた生涯
11)マンデラの名もなき看守:崇高なマンデラの精神に感化される、ある看守の物語
12)幻影師アイゼンハイム:エドワード・ノートンファンには嬉しい彼の主演作
13)パリ、恋人たちの2日間:米仏カップルの恋の顛末。とにかく二人の会話が楽しい
14)イースタン・プロミス:ヴィーゴ・モーティンセンの体を張った熱演。ロンドンのロシアン・マフィアの恐怖
15) インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国:なんと言っても19年ぶりですから…
16)奇跡のシンフォニー:”やはり血は争えない”~奇跡の子供の物語
17)ドラゴン・キングダム:意外にも初”競演”のジャッキー・チェンとジェット・リーの「孫悟空」
18)旅するジーンズと19歳の旅立ち:成長した4人の女の子達の旅立ちの物語
19)ダークナイト:アメコミが深遠なるドラマに。ヒース・レジャーの怪演が印象的
20)アクロス・ザ・ユニバース:ビートルズ・サウンズで綴る青春物語
21)落下の王国:物語の流れより、映像美、世界各地の風景も楽しめる
22)ウォンテッド:新感覚の映像美に度肝を抜かれる。しかし物語は陳腐かな?
23)アイアンマン:意外に面白いんだな、これが。ものづくりのワクワク感を追体験
24)宮廷画家ゴヤは見た:とにかく、こんなに沢山のゴヤの絵を見たことがない
25)僕らのミライへ逆回転:低予算でSF大作も作っちゃった。皮肉?それともオマージュ?
26)P.S.アイ・ラブ・ユー:こんな愛情の表現の仕方もあるのね、と知った。
27)ブーリン家の姉妹:歴史の陰に女の野望あり。若手女優の競演も見応えあり
28)ブロードウエイ~コーラスラインへの道:ブロードウエイを目指す俳優達の奮闘は涙あり、感動あり
29)レッドクリフ1:まだまだ本編には到達せず。これは前哨戦の物語なのだ
30)ダイアリー・オブ・ザ・デッド:描いているのは、無責任な主観情報氾濫への警鐘?
31)WALL・E:ピクサー・アニメのひとつの到達点?壮大な宇宙空間の描写は必見!
32)ザ・ローリングストーンズ・シャイン・ア・ライト:ロックは年齢を超越する?!もう化け物に近い!
33)ワールド・オブ・ライズ:諜報戦は騙し合い。中東の緊張は今も続く。
34)ラースとその彼女:好青年ラースの心の成長を描く、スモール・タウン・ムービー
35)永遠の子供たち:失踪した我が子を捜す母が最後にたどり着いた場所は…

リストアップしながら、それぞれの作品について思い出した。私の拙いひとことコメントで、どれだけ、その魅力が伝わるのだろうか?昨年は時間的・精神的余裕がなくて、レビューを書き損ねた作品は多い。今年はできるだけレビューを書いて行きたい。

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